今 いちばんの関心事。
子供の成長と共に 親である自分が いかにわかりやすく 正しく伝えていけるか…
うちの子達はまだ4歳 でも全然早くない。
巷には 過剰で過激な情報があふれてて 『ママぁ。セックスってなに?』 なんて 急に聞かれる日もそんなに遠くない戸惑わずごまかさず伝えられなきゃいけない。 全然恥ずかしいことじゃない。
それは自分の子供が性犯罪の被害者にも加害者にもならないようにするための大事な教育なのです。
自分を大切に 他人を大切にする命の教育
そんな折に はるちゃんから借りた『女の子・男の子からだBOOK』『いのちはどこからきたの?』を読んで 改めて 性についての伝え方を勉強しました。たまたま先日mixiを開いたら ちとみちゃんも 講演会に行ってたって日記に (シンクロしてる!)そのちとみちゃんが 午前中テルミーで来たのもタイミングがよすぎやけに性教育トークで盛り上がっちゃいました
性とは 心が生きると書きます。
性はセックスだけを伝えるのではなく 生まれてきたことの素晴らしさ 心と体の豊かな関係を結ぶエネルギーであること。それを まず幼いうちから教えておかなければならない。
成長と共に少しずつ 性の話はリアル化していくけれど 順番を踏んでいないで いきなり 『学校で生理の話』からでは遅すぎる。
性の話を 家庭でできるということは 何でも話せることに繋がります。第二次性徴期に入る9歳からは 親の話が素直に聞けなくなるそうで 『いやらしい』『エッチ!』となる。 そこからでは 性教育は難しくなります… 子供を自立した一人の大人に育てること が子育ての究極の目標であるのです。
そのためには 自分の体は自分で守る知識を教えてあげなければなりません。
子供が 望まない妊娠 性感染症になってしまったら それは『伝えなかった行為』が原因。親の責任です。 あたし自身 幼い頃 知らないおじさんかお兄さんか覚えてませんが 下半身に何かされたことがあります。 口と胸と性器は プライベートゾーンで 他人に触らせてはいけない。 他人の部分を触ってはいけない。と教えていれば『NO』が言えるし 助けを求めることもできたかもしれない。
抵抗しない無知な幼児がいちばん被害者になりやすい…。 愛のある触れ方を親子でスキンシップしながら 体で覚えさせておけば 心ない触られ方がいかに不快かわかるといいます。だからなるべく沢山スキンシップ愛をたっぷり注ぎましょう。 それが将来 心と体が満たされて 愛のあるセックスができる=自分を大事にすること、になるわけです。 むやみやたらに 興味や好奇心で セックスしてしまわないように…自分も人の体も大切にできる人になれば加害者にも被害者にもなりません。
うちでは 生理も普通に話しています。排卵のときも 『赤ちゃん卵がいるから今お腹痛いのよ』とか。 反応はとにかく素直。 ひばりが初潮を迎えたときに 『めんどくさいもの』と思わないようにお母さんになるための 素晴らしい成長だと伝えたい。 心と体の大切さを 親子でわかりあって 素敵な大人になってもらいたい。
そこまでする必要があるの? と思う人もいるかもしれないけど アタシ達が子供の頃と 情報や環境が違いすぎることを思えば 親として何をしなければいけないか わかってくる。 そして 親子のコミュニケーションがとれていることが 思春期にどれだけ影響を与えるか 自分を思い出せばよくわかる。 それは 子供達を愛しているからこそ必要なことなのです。 ぜひ 子育てママパパには読んでもらいたい。
メグ・ヒックリング Weg Hickling
http://www.web-reborn.com/interview/meg.html
1974年からカナダ、米国で子ども、親、専門家への
「性の健康教育」に携わる。
科学の視点は性に対する古い価値観を払いのけ、
性教育の大切さを一般に浸透させてきた。