
代表挨拶
高齢化社会の到来をぼんやりと感じながら、福祉の道を志したのは20歳のときでした。
介護福祉士を取得し実習に臨みましたが、当時はまだ古い体質の施設も多く、高齢者ケアの現場に衝撃を受けたことを今でも覚えています。 「もっと一人ひとりを大切にできる場所で働きたい」――そんな想いから、新しく開設された障がい者施設やデイサービスに勤務し、多くの仲間に恵まれました。
27歳の時に出会ったのが、イトオテルミー温熱療法です。 “施術は愛”という言葉のとおり、その人の生き方や想いを受け入れ、心と体の両面からケアする温かな療法です。 私自身も出産・育児の中でテルミーに助けられ、いまは成人した男女の双子の母となりました。
自宅サロンや出張での施術、各地のイベントなどを通して、仲間や愛用者が少しずつ増えていき、現在は全国200支部のうちの一つの支部長として、支部の皆さんに支えられながら活動を続けています。
44歳で高齢者デイサービスに携わるようになり、テルミーを利用者さんに体験していただく機会も増えました。 その中で、体の不調や心配事を抱えながら、どこか諦めて生活している高齢者の方々が多い現実に直面しました。
「長生きできる今を、どう生きるか」
「自分らしく老いるとは、どういうことか」
健康は“心と体の両面”から保たれるもの――だからこそ、どちらも大切にケアしていかなければ、私たちの老後はハッピーではないと思うのです。
私と、私の大切な仲間たちの“愛のパワー”で、地域の皆さんに元気と癒し、そして快適な日々を届けたい。
そんな想いから、「サシノベルテ」は誕生しました。
20歳のころに思い描いていた景色は、もしかするとここにつながっていたのかもしれません。
いいえ、まだ旅の途中。 この一歩から、株式会社 年輪は少しずつ成長しながら、サシノベルテを通じて多くの人に“愛の手”と“愛のテルミー”
を届けてまいります。
株式会社 年輪
代表取締役 高橋 真貴子
21年前、旧職場で野良猫の赤ちゃんが三匹生まれました。
友人Tが保護した一匹のキツネみたいな三毛猫が我が家に連れられてきたのは アタシが前猫トワを失ってかなり落ち込んでいた頃😢
小さくて、警戒心が強くて、すぐ隠れてしまう仔猫でした。
当時流行った映画【マトリックス】の“ネオ”からついた名前。
あっという間に家族となったネオは子どものいないアタシたち夫婦に潤いをくれていました。
その後まもなく双子を授かり、ネオは大きなお腹の上に乗っかり寛いだりしていましたが、生まれてからはちびっこ達が集まる我が家は少し居心地が悪かったかもしれません。
子どもの成長と共に貸家が手狭になり、新しい住まいが見つかったけれど猫の飼育はダメ
悩んだ末に相談した、友人Sちゃんが猫付き住宅のまま 貸家に住んでくれることに!
本当に感謝でした。アタシはごはんを届ける係になり、時々行くけどなかなか会えない笑
飼い主が代わってもネオの生活環境は変わらず、外を自由に動き周り、鳥️を捕まえたり、ケンカしたり、屋根を自在に歩き回り、あったかい場所や涼しい場所を見つけ、ぼちぼち帰ってくるライフスタイル。
病気もせず、やんちゃなネオはSちゃんとの共同生活も板について来ました。
ひばりや大地も連れて行き、ネオにも時々会えていました。


↑Sちゃんのお膝がお気に入り
猫が飼いたいひばり。ネオがいるのに新たに猫を飼うなんてと思っていたけど、Sちゃんが『飼ったらいいじゃん、ネオさんもここで落ち着いてるし』
と言ってくれて、猫探し笑
保護猫カフェや譲渡会を周り、5年前のある日【飼い主探してます】のLINE動画が送られてきて 鼻ペチャの麦丸と気の小さい茶々丸(二匹で麦茶♪)をわが家の家族として迎えることになりました。
もうすっかり大きくなって、テルミーのお客さんをお迎えしたり、甘えたり、人が大好きなにゃんこ達です。

相変わらずネオには会えたり会えなかったりでしたが いつも元気にパトロールしているようで気楽な生活を送っていました。
数年前からネオは耳が聞こえなくなってきたのか 気配や匂いに敏感になって、大きな声で鳴き叫ぶようになりました。Sちゃんも困惑。。夜通し鳴き続けて睡眠不足に。。それを聞きながら、申し訳ない気持ちになったり、
聞こえないって不安だろうね、とネオの気持ちを考えたり。。
そんな気持ちをよそに、気楽な19歳絶叫ネオばぁちゃんは元気に暮らしていましたが、2年前に大転機が!!
古本屋経営のSちゃんが手狭になり引っ越しをしたいとの相談。。
あれからこんなに長生きするなんて思っていなかったから、引っ越しになることは予想外!
ネオをどうするか問題に直面して2人で考えて。。考えて。。
ネオを連れてきたTにも相談。
Sちゃんが猫飼育の物件を交渉してくれて、住まいは確保。引っ越し前後はネオをうちで預かることに。(もうどっちが預かってる立場かわからなくなりますが)
ずっと外猫だったから預かるにしてもトイレはちゃんとできるんだろうか??
麦茶と仲良くやれるんだろうか?
鳴き叫ぶけど大丈夫かしら。
ひばりが麦茶と距離を置けるように ゲージを組み立ててくれました。

これまた不安をよそに、ネオばぁちゃんはすぐにトイレも覚え、麦茶に対してシャー!と威嚇しながらもアタシ達には甘えて、甘えて。かわいいじゃねーか‼️
すぐにゲージから出て アタシの部屋を自由に過ごせるようにご優待♪ 昼間は押入れの隠れ家スペースで昼寝💤

引っ越しはSちゃんの膨大な本によって少し長引き、万全のお迎えまで1ヶ月と1週間ほど。16年ぶりのネオとの暮らしは 夢のようにしあわせでした♪



なんと、テルミー もさせてくれて♡
ネオばぁちゃんのかわいさにメロメロでした。
Sちゃんの引っ越しも済んで ネオを戻す日。なんとも寂しく、切ない気持ちでしたが、新居にもすぐ馴染んで Sちゃんの膝に落ち着く姿を見たらやっぱりこっちだな^_^と安心。

そして今夏、ネオは21歳を迎えました✨
少しずつ 痩せてきたネオ。よく食べ、排泄も問題ないけれど、人間なら100歳くらい。あと何年生きるのか?
来年には表彰してもらおうねぇ、なんて近所の獣医さんと話してたくらい。
Sちゃんがテルミー を少しの時間かけてくれてるし、長生きしてねって。
それが10月に入って、一気にレベルダウン⤵︎食べる量も減ってきました。

ネオの様子を見に行く日も自然と増えます。骨盤あたりは骨がゴツゴツ当たるし、よろけたり力無いネオに死が近づいているのを感じました
Sちゃんはまめに連絡をくれ、ネオの食餌や部屋の床、温度対策を万全にネオファーストな暮らしにしてくれました。

ネオは食餌もトイレも最後までわずかながら自力でがんばっていました。
ネオから学ぶ生き様✨すばらしかったです。
本人も死ぬとは思っていなかったように、10月29日、Sちゃんが掛けてくれていたフリースを纏いながら 目を開けたまま逝きました。
Sちゃんの帰りを待っているような表情で。
前日、触った骨っぽいけど温かい身体は少し冷たく、キツネのような耳はピンと固まって剥製になったように。
ネオは死なないかもね、なんて言ってたけどやっぱり死は訪れます。そして、辛い。

4日後。ネオを保護した友人TとひばりとSちゃんと 南区にある動物霊園の長楽寺で弔ってもらってきました。涙雨の日でした☔️
式は人間並にお経やお焼香もあり、みんなでネオの思い出話をたくさんして、笑ったり泣いたりしながら。
まだまだ思い出すと涙は出るけど
愛おしい時間は宝物です。
いつでも思い出せるから。
触れないけど、そこにいるから。
最期までネオとの時間を大事に過ごしてくれたSちゃん、ありがとう。ネオを保護してアタシのところに連れてきてくれたT、ありがとう。

そして。ありがとう、ネオ♡